タネ銭を作る為には「稼ぐ」のが手っ取り早いですが、簡単なことではありません。
1万円稼ぐよりも、1万円節約で浮かす方が簡単で再現性もあります。
浮かせる額には上限がありますが
「消費」と「浪費」を少なくすれば、「投資の資金源」を早く確実に確保することが出来ます。
本記事では、タネ銭を作る為の本気の節約として以下を紹介します。
- 「固定費」の削減
- 「変動費」の削減
- 活用するもの
- 持つべき思考
節約は一時的では効果が薄いです。
どれも基本的なものですが、継続することでタネ銭は確実に作ることが出来ます。
【固定費】定額の支出を削減

生活の固定費は多くあり、削減できることと出来ないことがあります。
「質」を落とすことで固定費を削減することはできますが、質を落とすのは簡単ではありません。
固定費の削減はできることを確実にすることが大事です。
具体的に固定費で削減できることは、以下が挙げられます。
- 住宅費
- 通信費
- 保険
- サブスク
お金は使うからこそ減ります。
全く使わないのは無理ですが、避けるべきものを避けるだけでお金の減り方が全然違います。
節約をするなら常識の事ですが、お金が貯まらない人はついついしている出費です。
それぞれ解説していきます。
住宅費

手軽さ | ★☆☆☆☆ |
優先度 | ★★★★☆ |
自分の住処にかかる費用はかかる人とそうでない人がいます。
住宅は一括で払うことは稀で、たいていの場合固定費になります。
賃貸だとしても、毎月決まった額を払い続けるため、なくなることがありません。
毎月の住居に割く固定費として以下が挙げられます。
- 住宅ローンの返済額(元金+利息)
- 家賃(共益費・管理費)
住宅ローンに関しては、減らすことが出来ませんが、
家賃に関しては自分でお部屋を選べるため調整がききます。
家族がいるなら、選択肢は限られてきますが、一人なら自由度は高くなります。
立地が良かったりすることで、土地の価値が上がり持ち家でも賃貸でも払う額は高くなりがち。
賃貸と持ち家、都会と田舎どちらがいいかは個人の人生の送り方次第で最適解は変わります。

どちらも高くなる要素はあるから
総合的にみて自分に合った方を選ぶのが1番いいね。
あえて選ぶとしたら「田舎の中古住宅で持ち家」が最適解。
- 持ち家だと払う上限が決まっている
- 中古住宅は割安
- 田舎は「固定資産税」が安く、急には上がらない
- 必要なものははネットで何でも入手できる
持ち家だと払う額は決まっていますが、賃貸だと家賃が上がる場合があります。
賃貸で払う額や広さをコントロールするのは良いですが、不確定要素は多め。

そもそも「借りる」は、「買うより割高」だよ。
引っ越し費用を含めたら、同じ場所に住み続けるのが最も費用が掛かりません。
仕事などの関係で現実的じゃないこともありますが、最適解は知っておくと選択のミスは減らせます。
以前よりも都会に住むインセンティブは薄まりつつあり、都会の人口が頭打ちしてきているのは
この「住宅費」が大きく関係していると考えられます。
節約で避けるべきは、「高い賃貸を長期間払い続けること」
田舎で中古住宅は割安なうえ、固定資産税も安い。
通信費

手軽さ | ★★★☆☆ |
優先度 | ★★★★☆ |
通信費は生活を送る上でかかせないものです。
無くすこともできますが、生活の質が大きく下がるため現実的ではありません。
日常の中でほぼ確実に使うため、賢く削減することは節約において必須と言えるでしょう。
通信費は具体的に以下が挙げられます。
- 固定電話の基本料金
- インターネット回線費用
- スマホなどの端末の通信量
自宅に固定電話を置く家庭が減っていますが、個人で端末をそれぞれ持つことが多いですね。
機器に払う額は多くなっていますが、無料で使うことができるサービスも多く
困るほどではありません。
固定電話は無くす家庭が増えていますが、インターネット回線は一人でない限り難しいでしょう。
通信費を削減するには以下の方法が挙げられます。
- 格安SIMを使う
- 格安の会社の回線にする

最適解は、
「コスパのいい回線に契約して、最安クラスの格安SIMを使う」だよ。
普通に使うくらいなら、スペックがそこまで高くなくても問題なく使えます。
インターネット回線のプランは「1ギガ」と「10ギガ」がありますが
節約を重視するなら「1ギガ」一択。
インターネット回線を契約するので格安SIMの契約も安さ重視の会社で十分間に合います。
個人的に価格を抑えて使うなら
インターネット回線は、「とくとくBB光」。プランは「1ギガ」
格安SIMは、「日本通信」。プランは「合理的シンプル290プラン」
保険

手軽さ | ★★★☆☆ |
優先度 | ★★★★★ |
保険は様々ありますが、大半の場合必要以上に契約しています。
保険は「安心を買う」という表現をしますが、
スタイルとしては「不測の事態が起こることに賭ける」です。
もしもをカバーするために効果的に使えば良いですが、費用はかかります。
最低限加入するべき保険は以下のが挙げられます。
- 自動車保険
- 火災保険

最適解は「リカバリーの効かないものにだけ使う」だよ。
ケガや病気などに備える保険もありますが、
これらは「健康保険」「高額療養費制度」とでカバーできます。
もしもの事故や家を失うというのは、人生において致命的な支出となりリカバリーがききません。
もし起こっても再起ができるように入るものとして保険を使うといいでしょう。
不測の事態の時のための十分なお金があれば保険は不要です。
こんな人はごく少数派で、保険は厳選して使うことで過剰な安心料を払わずに済みます。
保険はリカバリーのききづらい「事故」と「火災」のみをカバーする。
医療費は「健康保険」「高額療養費制度」で十分カバーできる。
保険は、「もしもの時の大型支出を払ってもらえる権利」と言えます。
その額を貯めてしまえば、保険は不要とも言えます。
全てをカバーすることが出来ないとしても、カバーできないことにのみ保険をかけて
自分の貯蓄で何とかなるものから解約して月々の支払いを軽くするのが最適解。
お金が無いうちは、安い掛け捨てに加入するのは良い手段ですが
いつかは解約することを目指していくのが良いでしょう。
もしもの額を貯めるのが一番の備えになる。貯まるまでは安い掛け捨て保険でカバー。
サブスク

手軽さ | ★★★★★ |
優先度 | ★★★★☆ |
生活の質を上げるために契約するサービスですね。
サブスクと言ってもサービスは種類が多くあり、賢く使うことでむしろ安く使うことが出来ます。
サブスクの種類として以下が挙げられます。
- 【鑑賞系】音楽、動画
- 【飲食物】食品、飲料
- 【趣味系】ジム、習い事
- 【サービス系】チャットGPT、バックアップ

本気の節約なら、仕事に使うもの以外は使わないのが最適解だよ。
使い頻度が高く、都度の支払いをするのであれば定額の方がお得になります。
仕事に使うサービスなどは収入につながるので良いですが、それ以外はただの消費。
0にするまで行かなくても、厳選して重複しないように使ったり工夫するのが良いでしょう。
仕事以外は使わないのがベスト、厳選して使うなら娯楽としてアリ。
【変動費】毎月変わる支出の削減

生活の中で変動する支出は多くあります。
月により多さは違いますが、このコントロールが出来ていないとお金は一向に貯まりません。
削減可能なもの・そうでない物どちらもありますが、
出来ることを妥協せずに行うことに意味があり、効果として現れます。
削減が可能な変動費は以下が挙げられます。
- 食費
- 日用品や消耗品
- 服など身に着ける物
- 交通費
- 手数料
- 娯楽や嗜好品
それぞれ解説します。
食費

手軽さ | ★★★★★ |
優先度 | ★★★★★ |
食費は無くすことが出来ない変動費ですが、割安なものと割高なもののどちらもあります。
割高なものは、独自の良さはありますが、節約という視点では避けるべき対象。
食費に関しては何を食べるかも大事ですが、「どこで買うか」で大きく支出が変わります。
食費は使う場所により割高となり、以下の店は避けるべきです。
- コンビニ
- 外食
- カフェ

当然だけど、飲食物を買うなら「スーパー」が最適解だね。
どれにも「食品」以外のサービスや価値があり割高になっています。
便利で心も豊かになり、利用するのが全く良くないわけではありません。
しかしながら、食品のみを買う目的でスーパーを利用したら
同じ額でも手に入る量は違います。
始めから0にすることは難しいにしろ、減らすだけでも十分効果はでます。
また、必要以上に食べることは節約の面でも健康面でも良くありません。
必須じゃない「食」を削減することで、食費が減らすことが出来ます。
「1日3食」はいつからか作られた文化で、実際に必要な食べる量は人によって違います。
多くの人が栄養の摂り過ぎで病気になっており、必要以上に食べているのは明らかです。
必須じゃない食として具体的には以下が挙げられます。
- 使用頻度の低い調味料
- アルコールやジュース
- ご褒美のお菓子

最適解は、「必須のものを、必要量だけ」だね。
成長期で部活をしていたら1日3食じゃ足りないですが
動かず何もしないのであれば1日3食はカロリーの取り過ぎです。
生活スタイルによりますが、生きていくために必要な食はそこまで多くありません。
確かにアルコールやジュースは美味しくて食べると生活が豊かになります。
しかし過剰な食への課金は生活を圧迫してしまうケースが多いので注意が必要です。

筆者は、一日2食。飲み物は水道水で間に合わせてるよ。
使用頻度や必須度が低いものを減らすことからスタートすると良い。
日用品や消耗品

手軽さ | ★★★☆☆ |
優先度 | ★★★☆☆ |
消耗品にお金をかけると生活の質が上がり気分も上がります。
安いものと明らかな差があり、使い心地が違うこともあります。
しかし継続的に使うとお財布を圧迫してしまうことになりがちで注意が必要です。
高い日用品や消耗品として以下が挙げられます。
- 最新のスマホ
- オーガニックの日用品
- お洒落なデザインの消耗品

最適解は、「消耗品そのものの価値以上になっていない商品を選ぶ」だよ。
生活に使うもののほとんどが消耗品です。
最新の、お洒落な、など使う際のパフォーマンス以外に価格がついているものが多くあります。
コスパを重視するなら選択肢から外れますが、安さこそ正義でもありません。
安く手に入っても、使い物にならないならお金の無駄。
必要な機能が問題なく使えて、機能以上の価格になっていないかを判断する必要があります。
消耗品はいずれ捨てます。
これを踏まえて、日用品や消耗品を購入するといいでしょう。
必要以上の機能や質は求めない。ほしい機能に対してコストをかける。
服など身に着ける物

手軽さ | ★★★☆☆ |
優先度 | ★★★★☆ |
身に着けるものは服以外にも靴やカバンなどもあります。
腕時計などのアクセサリーも挙げられ、身に着けるものの種類は多いです。
使うという面では「消耗品」としての面もありますが、
レア度によっては「資産」としての一面もある特殊な分野です。
ほとんどの場合、資産ではなく消耗品として使っている人が多いため
支出としては削ることが望ましいでしょう。
身に着ける物で避けるべきものとして、以下が挙げられます。
- ブランド品
- 流行を追ったもの
- 汎用性が低いもの
- 耐久性が低いもの

コレも消耗品の一種。
最適解は「機能以上の価格がついてる物は避ける」だよ。
見た目でお金を稼いでいる人は、収入に直結するため積極的使うべきです。
しかし、仕事とは関係なく「気分が上がる」という理由で身に着けるものに大金を使う人が大半です。
「一生もの」という言葉で購入するケースもありますが、
「一生使えるが使わない」というケースもありがち。
身に着けるものの購入理由が「周りからの目」を目的にしているなら、検討の余地があります。
ブランドバッグや高い腕時計を、それが高いと知っている人が見たら「高級品」ですが
無知な人が見たらどれも同じ。
消耗品の側面が強い支出であることを理解して、
コスト以上のパフォーマンスを発揮するものを選ぶのが最適解です。
身に着けるものはパフォーマンス重視。なぜならいつか捨てるから。
交通費

手軽さ | ★★☆☆☆ |
優先度 | ★★★☆☆ |
日々の生活に移動はつきものです。
リモートワークなど家のこもる方もいますが、そんな方も外に出ることはあるでしょう。
徒歩や自転車という自分の力を駆使した移動手段がある一方、
交通費に大きくお金をかけている人が多くいます。
交通費には割高なものが存在し、割高なことを当たり前に使うとお金は貯まりません。
割高な交通費として以下が挙げられます。
- タクシー
- 高級車

最適解は「自転車か徒歩」。車を保有するなら「軽自動車」だね。
タクシーに関しては、日常使いではなく効果的に使えばむしろお得になりますが
計画性のない利用はただの散財です。
移動に適している車も、移動することのみが目的なら軽自動車が最適解です。
価格の高い高級車や人気車種など「移動以外」の価値も入っているものは検討の余地があります。
交通費は生活スタイルにもよるため、よく考えるべき項目です。
住む場所や自分の生活スタイル次第では、0にするのは現実的ではありません。
自分にとってのインフラになりうるなら削減せず効果的に使うのがいいでしょう。
安い選択肢を検討する。車を保有するなら「軽自動車」一択
手数料

手軽さ | ★★★★★ |
優先度 | ★★★★☆ |
日々の生活の中で払う手数料で何気なく払っている手数料は多くあります。
1回あたりの額は小さいですが、年間の額としたらまとまった額になってしまいます。
手数料と言っても様々な分野に存在し、かかる場面もまちまちです。
一般的に多くの人が払っている手数料として「ATM」が挙げられ
以下を払うことが多いでしょう。
- 振込
- 入出金

最適解は「無料で使える銀行を使う」だよ。
お金を扱うためにお金を払うことを多くの人が当たり前のようにしていますが
少額でも積み重なると大きな額になります。
現在はこれらが無料で行えるネット銀行が珍しくありません。
無料で使える術があるのであれば積極的に使うべきです。
既存のものから、新たなものを覚えて使うのは面倒くさいと思いますが、
無料にする方法を知ればこれ以降はずっと無料です。
無料の方法を取り入れる。覚えたらその瞬間から一生無料。
娯楽や嗜好品

手軽さ | ★★★★★ |
優先度 | ★★★★★ |
娯楽も嗜好品も、人生を華やかにしてくれます。
お金を使う「大人の嗜み」と表現する人もおり、やってこそ大人の仲間入りという価値観もあります。
しかし、共通して安いものが無くお金がかかりがち。
節約とは全く逆のことをするため、最初に避けるべき事柄です。
娯楽や嗜好品は、具体的に以下が挙げられます。
- ギャンブル(パチンコ、宝くじ)
- 飲み屋
- たばこ

最適解は、「断つ」だね。これは0にできるよ。
ギャンブルは依存症もあるほど魅力が強いものです。
お金が増えることもありますが、期待値は低く大半の人が負ける構造になっています。
宝くじはハードルが低く「夢を買う」という表現をしますが、増える確率は低め。
夜のお店は楽しく華やかではありますが、サービスを受けておしまいで何も残りません。
たばこは高いうえに体に悪く依存性があるもの。
節約を頑張るとしたら、これらをやめるのは大前提となります。
「娯楽をしない」ではなく、お金がかかりすぎるものから変えるのが最適解です。
酒・たばこ・ギャンブル。しないだけで十分お金貯まる。
【使う物】節約のために活用する物

- 格安sim
- 型落ちスマホ
- クレジットカード
- ネット銀行
格安sim
手軽さ | ★★★☆☆ |
優先度 | ★★★★☆ |
スマホを使わない人はほぼいません。
生活になくてはならないインフラのため、固定費の一部です。
格安SIMを使うべき理由は以下が挙げられます。
- 通信の品質はほぼ変わらない
- 災害時など有事の際は高くても繋がらない
いわゆる三大キャリアよりも安く使うことができるものの、以前は品質がよくありませんでした。
今は改善され安定しており、重たいゲームなどに使用しないのであれば問題ありません。
災害時のために通信の強さを重視して高い通信料を払っている場合もありますが、
有事の際はどこも同じ。
高いところを使う恩恵が以前よりもなくなっているため、
特別なこだわりがないなら格安SIM一択です。

筆者は、「日本通信」の合理的シンプル290プランを使っているよ。
amazonでスターターパック買って申し込んだら安くなったよ。
型落ちスマホ
手軽さ | ★☆☆☆☆ |
優先度 | ★★★★☆ |
最新のスマホは素敵に見えて欲しくなりますよね。
デバイスの進化は早く、次々と新しい機能が出てきました。
最新版一択という考えもあるものの、あえて型落ちを使うのは賢い選択です。
理由は以下が挙げられます。
- 最新版はたいていオーバースペック
- 機能に対応した額になっている
動きが早い、カメラが綺麗など大きく明らかな変化があればわかりますが、多少の進化ではわかりづらいです。
サクサク動くのは使うにあたり必要ですが、手に余る機能は無くても同じ。
最新機種は「最新」という価値に対して額が設定されているため、
機能以上の価格になってしまいます。
最近はスマホの機能が頭打ちしてきており、型落ちでも十分すぎるスペックです。
コスパの面では型落ちスマホを最強のため、入手の方法を工夫して賢く使うのが最適解でしょう。

メルカリなどフリマでも買えるけど、amazonで十分安く買えるよ。
クレジットカード
手軽さ | ★★★★★ |
優先度 | ★★★★☆ |
現金での支払いにはない不安から、クレジットカードの使用をしていない層もいます。
しかしながら、節約の面では現金の支払いよりもお得で賢い選択です。
買い物で全てのところで使用できるわけではありませんが、決済は日常的に行うことです。
使える機会は多く、受けられる恩恵が多いため使わないのが損と言ってもいいでしょう。
クレジットカードを使うべき理由は以下が挙げられます。
- 還元があり、通常より払う額が減る
- いくら・いつ使ったか明確に把握できる
- 支払いを遅らせ、現金を手元に残せる
ポイントがついたり、支払う額が減るカードもあります。
いつ・いくら・どこで使ったか記録が残る為、お金の流れの把握もしやすいです。
現金にはない特典を無料で受けることができるため決済手段の最適解といえます。
支払いをしてもすぐにお金が減るわけではなく
時間差で支払いをするため「借金」と表現する方もいますが、利子はつきません。
無利子のため、払う額はそのままで
支払いまでの期間も浮いた額を預金などで利子がつけられ、資金効率は良くできます。
現金にはないリスクもあるので、多少は現金として保有するのがいいですが、
普段使いはクレジットカードがいいでしょう。

筆者が使っているのは、リクルートカード。無条件で1.2%還元ありがたい。
ネット銀行
手軽さ | ★★★★★ |
優先度 | ★★★★☆ |
店舗を持たないネット銀行も主流になりつつあります。
対面での対応はなく、使うためには端末が必要です。
しかし、店舗型の銀行にない便利でお得な面が多く積極的に使うことで節約に繋がります。
ネット銀行を使うべき理由は以下が挙げられます。
- 振込が無料
- 入出金が無料
- 利息が多い
払うはずの手数料を無料にすることが出来るのが素晴らしいです。
回数や条件は銀行によりますが、
どの銀行も振込が無料でできたり入出金も無料でできることが珍しくありません。
動かすお金を入れるものとしても優秀ですが、貯めておく銀行としても優秀です。
メガバンク以上に利息がつき、入れておくだけで増える額が違います。
利便性や使いやすさは銀行によって違うので、目的に合わせて銀行を分けるのが最適解です。
目的別の最適解は、銀行の仕様の変更があるため変化しますが、
筆者は以下のように使い分けています。
用途 | ネット銀行 | 理由 |
---|---|---|
振込 | SBI新生銀行 | 簡単な条件で10回無料 |
入出金 | 住信SBIネット銀行 | 無条件で5回無料 |
貯蓄 | GMOあおぞらネット銀行 「ハビト支店」 | 100万円まで金利0.5% |
口座の開設は無料ででき、恩恵を受けるのも簡単です。
一つに絞らずに分業制にすることで、それぞれの持つ強い部分を100%活かすことができます。
端末が無いと使用できないのはネックではありますが、それを超える価値はあります。
各ネット銀行を複数保有し、それぞれの強い面を使う。1つには絞らない。
【マインド】心がけること

節約は方法を正しく行うことが前提です。
しかし、安さや削減にばかり注目してしまい
パフォーマンスや長期的な視点が抜けてしまうことがあります。
お金を浮かすことは大事ではありますが、思考の運び方を知ったうえで行うことが大切です。
心がけることとして、以下が挙げられます。
- 健康に気を付ける
- 買わないのが一番節約
- 高いかはパフォーマンス次第
それぞれ解説します。
健康に気を付ける

健康はそれだけで価値がありますが、健康を犠牲にして節約をする方もいます。
一時的には節約になりますが、長期的にみたら健康を犠牲にするのは良い策ではありません。
健康に気を付ける方が、結果的に節約になるケースが多いです。
健康に気を付けるべき理由は以下の通りです。
- 治療費が割高だから
- 病院への移動費もかかる
- 治るまでパフォーマンスが落ちる

健康は大事ていうけど、節約の面でも大事だよ。
病院での治療は、お金がかかるからしないとはなりません。
治すためにお金も時間もかかり、健康じゃないことはコストがかかりすぎます。
そうならないために以下の事をすることで防ぐことができるでしょう。
- 検診やメンテナンスを受ける
- 明らかに体に悪いことをしない
- 食事と運動を欠かさない
健康を保ち、病気で書かかるコストを減らすためには、コストは大きくかかりません。
時間をかけ習慣化していくことが長期的に見て最適解の行動となります。
健康に気を付け、自分らしくいることが節約にもなり良い過ごし方へと繋がります。
不健康がお金を消費しすぎる。未然に防ぐのは誰にでもできる。
買わないのが一番節約

「欲しいもの」と「必要なもの」は違います。
普段の生活で本当に必要なものは少ないです。
あったらいいかもと思い、買い物のハードルが下がることで
必要なものの範囲を広げてしまっているケースがよくあります。
買ってしまう言い訳として以下が挙げられます。
- 便利だから
- 一生ものだから
- 何かに使えるから

欲しいものではなく、「無きゃ困る必要なもの」を買うのが大切だよ。
必要なものだからと、ストックを大量に買うのは賢い買い方ではありません。
安さからのまとめ買いも半年分など、使う目途の量を決めて
必要な分だけ買うと無駄なく使えます。
お金のまま保有し、銀行に預ければ利息を得られるので
物に変えてしまわない方がお金は増えます。
セール時に惹かれ買おうか検討することもあると思いますが、
「割引率」ではなく、「支払う額」を意識して購入すると良いでしょう。
高いかはパフォーマンス次第

「コスパ重視」とよくききますが、使う期間によって購入する最適解が変わります。
使う時間あたりにかかるコストが低いのがベストですが
安くて耐久性がないと途中で壊れて買いなおすことになり、むしろ高くつくケースもあります。
しかし使わなくても寿命が過ぎていくため、
使わないのに高いものを買うのもお金の無駄になってしまいます。
高いかの判断基準としては以下が挙げられます。
- 毎日使うか
- 自分の必要な機能や耐久性なのか
- 壊れたらリピ買いするか

毎日使うなら、それなりに高いとしても日割りをしたら価格は低くなるよ。
一生ものだとしても、数年に一度しか使わないものだとしたら割高。
高いかは自分の使う頻度によって変わる、購入する前によく考える必要があります。
また、過度な機能が付いていて自分がその機能を使わないのであれば
必要以上にお金を払っていることになります。
自分に必要か、使う頻度は多いかで商品を選ぶといいでしょう。
まとめ
「本気の」というと、何か特別なことをすると考えがちです。
しかし第一歩は「しないことを網羅する」ことです。
「消費」は悪いことではありませんが、
その中から「浪費」を排除していくことこそが、節約の肝になります。
その後に取り入れるものを使い節約力をアップさせるという流れがスムーズで良いでしょう。
しっかりコツコツやれば投資資金に割く資金を確保でき、投資資金の増加スピードも上がります。
地味で意味ないと馬鹿にする方もいますが、
筆者はこれからもこの節約は続けて資産を増やしていきます。
よかったら、ご参考に。