お金を貯める方法はシンプルで「入ってくるお金以下の消費をすること」です。
「投資」や「収入を増やす」など【入ってくるお金】へ目が向きがち。
しかし、まず最初に見直すべきは【お金の流出を防ぐこと】であり
その主役となる「持ち物」です。
持ち物を合理化する最強の策が、断捨離という「モノを減らす」行動。
本記事では、資産形成の基盤を整える方法として
「修行僧式・持ち物の超合理化」を解説します。
- 修行僧式「持ち物の超合理化」とは
- モノに対して多くの人がしている勘違い
- 物を減らすとお金が貯まる理由【ミニマリスト思考】
- 修行僧式、持ち物を超合理化する断捨離のコツ【ミニマリストの物の減らし方】
- 修行僧式、失敗しない断捨離の判断基準【物を手放す基準】
- 「貧乏の原因」になる手放すべきモノ
- 修行僧式、お金があっても「買うべきでない」モノ
修行僧式「持ち物の超合理化」とは

資産形成において、持ち物を整える事は必須。
しかし、単にミニマルにすればいいわけではありません。
「モノ」は資源であり、道具であり、財産でもあるからです。
これらを最大限活かす方法が「持ち物の超合理化」です。
修行僧式「持ち物の超合理化」は、次の内容で成り立っています。
- 無くても良いモノを買わない
- 手放すべきモノを手放す
- 目的×機能が一致しているモノのみ持つ
- 持っているモノを全て活かす
無くても良いモノを買わない

「無くても生活できるモノ」は基本的に不要。
あればあるだけ良いは、全てに言えるわけではありません。
買う前に「本当に生活に必要か」を必ず確認しましょう。
合理的ではない支出はゼロが理想です。

意味のない消費は、お金を捨てているのと同じだよ。
手放すべきモノを手放す

「大変、面倒」という理由だけで保有しているケースもあります。
持ち物を整える第一歩は、「綺麗に収納」ではなく「減らす」が有効です。
保有したい意志が無いモノは、保有し続けるべきではありません。
手放すべきモノは、迷わず手放すのが合理的でしょう。

持てる量も、管理ができる量も無限じゃないよね。
目的×機能が一致しているモノのみ持つ

ほとんどのモノは「目的のための道具」です。
デザインも大切ですが、「機能」が良くないのは本末転倒。
目的を達成する機能を兼ね備えた「合理的なモノだけ」を厳選して保有しましょう。

なぜそれを持つのか。
合理的な理由が即答できるモノが良いね。
持っているモノを全て活かす

使わないモノは、持っていないのと同じです。
モノは使ってこそ価値があります。
どうせ持っているなら、温存せずにフル活用しましょう。

「宝の持ち腐れ」にならないようにしたいね。
多くの人がしている勘違い

前提として、モノはあくまで「機能を持つ道具」です。
しかし、この前提から外れた「モノ」に対する誤解が多くあります。
知識がないわけではなく、広告などの巧みなマーケティング戦略によるものでしょう。
モノに対する代表的な勘違いとして、次の3つが挙げられます。
- 持っているモノ=自分の価値
- モノの多さ=生活の豊かさ
- 高額なモノ=良い選択
持っているモノ=自分の価値

高価なモノを持つと「自分の価値が上がった」と勘違いしがち。
人の価値は保有しているモノでは決まりません。
モノの価値と自分の価値は、混ぜて考えないよう注意しましょう。

人の価値は、持っているモノでは決まらないよ。
自分にも、モノにも別の価値があるよ。
モノの多さ=生活の豊かさ

モノを増やせば一定水準までは豊かになるが、青天井ではない。
買えば買うほど、増えれば増えるほど、物質的な圧迫も増えていきます。
有ると無いでは大違いですが、2個が4個に増えても豊かさは2倍になりません。

無いよりは、あった方がいいよね。
本当に豊かになっているか振り返ることも必要だね。
高額なモノ=良い選択

全てにおいて「良い」ものは存在しません。
自分の求めている「良いモノ」と値段が一致しないことも大いにあります。
値段はあくまで売る側のつけた数字であり、いい選択になるかは買い手次第です。

高額だったとしても、イマイチに感じることがある。
価格は、あくまで「取引される額」て認識するといいね。
物を減らすとお金が貯まる理由【ミニマリスト思考】

モノを減らすことで家計は安定し、お金も貯まりやすくなります。
モノの保有は「他のコスト」に繋がるケースが多いからです。
多くの人は「購入価格」だけを見てしまいますが、
次の支出のキッカケになっていることに気付けません。
モノを減らすとお金が貯まる理由として、次の3つが挙げられます。
- 保有コストが減る
- 「関連買い」が無くなる
- 「重複買い」を防げる
保有コストが減る

お金が貯まる最大の理由が、この「かかり続ける保有コスト」を断ち切れるから。
基本的に「維持費」がかからないモノはありません。
収納スペースや場所代、掃除や手入れの費用、修理費、電気代など、
かかるコストは多岐にわたります。
モノの数は、保有コストの数と言ってもよいでしょう。

コストの発生源が減れば、お金は貯まるよ。
「関連買い」が無くなる

モノが増えるほど「連鎖的な消費」が起こりやすい。
合わせたらさらに便利、一緒に使うと統一感が出るなど
「モノ自体が次の支出のキッカケ」になります。
「関連買い」の代表例は、以下が挙げられるでしょう。
- 「車」→ハンドルカバー、芳香剤
- 「服」→専用の洗剤、専用の収納ハンガー
- 「ゲーム機」→カバー、入れ物、ソフト
一つのモノを買うと、関連する出費が発生することは珍しくありません。
連鎖的な消費を無くすために、そもそものモノを減らすのは有効な策です。

関連を断つには、本体を無くすしかないよ。
「重複買い」を防げる

持ち物が多いと「何を、どのくらい保有しているか」が把握できなくなる。
家にまだあるのに、無くなったと思い買ってしまう「重複買い」が起こります。
「重複買い」のしやすい代表例は、以下が挙げられるでしょう。
- 日用品のストック
- 調味料のストック
- ケーブル、コネクタ
- 文房具
モノが多いままだと、このミスは一度で済むわけがありません。
支出をする機会と額が増え、お金が手元に残らない原因になるでしょう。

モノの数は、管理の難易度を上げる。
お金を払う機械が減れば、お金は貯まるよ。
修行僧式、持ち物を超合理化する断捨離のコツ【ミニマリストの物の減らし方】

断捨離の際、持ち物を減らそうとしても多くの人が途中で挫折します。
「捨てること」だけに意識が向いてしまうと、うまくはいきません。
「持ち物の合理化」をすると考えることで、効果的な断捨離に繋がるでしょう。
持ち物を合理化する際、次の3つを同時に行う必要があります。
- 捨てる技術
- 買わない習慣
- 無駄遣いゼロの買い物術
捨てる技術

捨てる際に頭に浮かぶのが「もったいない」。
捨てるには惜しい使えるモノとして、無料サンプルや景品、もらい物などがあります。
もったいないのであれば、自分なりの線引きをしてから手放すのが良いでしょう。
- 優先的に消費する
- 意識的に使い、壊れたら捨てる
- 使ってみて、使いづらかったら捨てる
多くの人が「新品で捨てること」に抵抗を感じます。
「捨てる」がダメなら「消費する」で手放すことができるでしょう。

ただ捨てるのは、確かにもったいない。
けど、ずっと出番を与えないのも「もったいない」よ。
買わない習慣

断捨離において「増やさないこと」が最も重要。
買い続ければ、また断捨離をすることになります。
買わない習慣を身に着け、断捨離のループにならないようにしましょう。

物が増える原因は「買うか、貰う」
入手方法を狭くすれば、断捨離はしなくても良くなるよ。
無駄遣いゼロの買い物術

買い物をゼロにすることはほぼ不可能。
そこで持ち物の合理化を妨げないように、購入時のフィルタリングは必須です。
新たにモノを買う時には、合理的なモノを選択するようにしましょう。

買ったのに使わず断捨離は無駄すぎる。
断捨離の必要のない買い物が合理的。
修行僧式、失敗しない断捨離の判断基準【物を手放す基準】

断捨離が進まない最初にして最大の理由は決まっています。
それが「何から手を付けたらいいかわからない」ことです。
断捨離に失敗したくない気持ちも合わさり、結果的に断捨離は進みません。
合理的な断捨離をするには、次の3つの基準を使うとよいでしょう。
- 明らかなゴミ、壊れてるモノ
- 最後にいつ使ったか思い出せないモノ
- 1000円以内で買い直せるモノ
明らかなゴミ、壊れてるモノ

まずはゴミから捨てていく。
壊れて使えないモノや、劣化しているモノは迷わず処分しましょう。
思い出の品でない限り、手元に置いておいても意味がありません。
修理したら使えるとしても、今日まで修理していないなら無くても困らない品と言えます。

捨てるべきものから捨てる。
これを全てクリアしてから断捨離スタート。
最後にいつ使ったか思い出せないモノ

思い出せないほど使っていないモノは、なくても困らない。
喪服など「使うタイミングが明確なモノ」を除き、数年使わないモノは限定的です。
季節の物だとしても1年後にはまた使います。
使わずに生活が成り立ってきたことを意味しており、
今後も必要とされる可能性は低いでしょう。

使ってなくても古くなる。
「せっかくだから使う」なら手放しても良さそう。
1000円以内で買い直せるモノ

手放す時の「損になるかも」という恐れ。
安価で買い直せるモノならリスクはほとんどありません。
もしどうしても捨てるには惜しいと思うなら、数や量を決めたらよいでしょう。
1000円以内のモノであれば、次の良い出会いも十分にあり得ます。

安価なら、捨てるハードルも低くなる。
金額以外が捨てない理由なら、断捨離の対象外にしよう。
「貧乏の原因」になる手放すべきモノ

実は持っている「モノそのもの」が家計を圧迫してしまうケースがあります。
放置していると家計の改善は妨げられ、いつまでもお金の流出が止まりません。
家計を悪化させるモノは迷わず手放すようにしましょう。
特に注意したいモノとして、次の3つが挙げられます。
- 「維持費」を大きいモノ
- 過剰な収納
- 壊れて使えない家電
「維持費」を大きいモノ

使い続けることで払い続けるコストは、長期的に見て大きな損失。
ランニングコストは商品によって差があります。
維持費の大きいモノの代表例は以下が挙げられるでしょう。
- 「消費電力の多い」古い家電
- 「燃費の悪い」車
使う頻度が高ければ高いほど、ランニングコストは低い方が良い。
維持費の大きいモノは手放し、低コストで使える商品へと買い変えることを検討しましょう。
一時的には大きな支出でも、数年で確実に元は取れます。

コストによってお金は徐々に無くなる。
コストを無くすために、モノ自体を手放す。
過剰な収納

「収納できるから大丈夫」と考え、モノが増える原因になる。
必要以上に収納を持つということは、収納する「モノ」を購入しています。
収納を「もっと買える猶予」と捉えると、無駄遣いに繋がりいつまでもお金は貯まりません。
過剰な収納を無くせば、収納するモノは限定され、支出の見直しにもなるでしょう。

収納はあくまで収納。
お金が増えたわけでも、家が広くなったわけでもないよ。
壊れて使えない家電

「いつか直すかもしれない」と保管しているケースがあります。
第2やサブ機として運用を考え保有しているものの、ずっと使わないなら手放すべきです。
よくある代表例は以下が挙げられるでしょう。
- テレビ
- 冷蔵庫
- パソコン
実際に修理して使うケースはほとんどありません。
思い入れがないなら、手放して占拠しているスペースを解放するのが最適解です。

手放すための額もインフレしていく。
ルールも厳しくなる前に手放したいね。
修行僧式、お金があっても「買うべきでない」モノ

お金があったら何でも買える。
しかし資産形成を本気でしていくなら「買うべきでないモノ」がいくつもあります。
様々なタイプの「無駄」につながり、お金を捨てるようなものだからです。
代表的な「買うべきでないモノ」は、次の4つが挙げられます。
- 一時的な「欲」を満たすモノ
- 「見栄」が目的のモノ
- 過剰なストック
- 処分が大変なもの
一時的な「欲」を満たすモノ

楽しさや満足感が一瞬のモノへの消費は避けるべき。
欲を満たす方法として手軽で、タイパとしては悪くありませんがコスパが悪すぎます。
一時的な「欲」を満たす代表例は以下が挙げられるでしょう。
- 推せるうちに「推し活」
- 手軽に腹を満たす「ジャンクフード」
- 依存性抜群「たばこ・アルコール・甘い物」
1回あたりの額が小さいとしても、繰り返すことで気づけば大きな出費になります。
際限なく広がりやすいため、手を出すべきではありません。

短期的な欲の解消は割高。
合理的で賢い選択ではないね。
「見栄」が目的のモノ

モノは自分の生活を良くするための道具です。
実用性を無視し「他人からの視線」に支出するのは合理的ではありません。
「見栄」が目的の代表例は以下が挙げられるでしょう。
- 高級な腕時計
- ブランド品
- オーバースペックな車、スマホ
高額の商品を「見栄以外の目的」で保有するなら、良い選択になることもあります。
目的が「見栄」なら長期的に見てもコスパの悪い避けるべき支出です。

他人からの「羨ましい」は優越感に浸れる。
資産形成してるなら、無意味で合理的じゃないね。
過剰なストック

計画的なストックの調達は大切なことです。
ただし、必要以上のストックは無駄になるケースが大いにあります。
過剰なストックの代表例は以下が挙げられるでしょう。
- 調味料
- 衣類
使い切れずに期限切れになったり、買ったことを忘れられてしまうようなら、
ストックとして機能していません。
必要分さえ確保していれば、それ以上のストックは「余分な買い物」になるでしょう。

使う量には限りがある。
時間的な劣化もあり得るのは、注意したいね。
処分が大変なモノ

モノは、処分する時にも費用や手間がかかります。
購入するリアルタイムに、手放す時のコストや手間までたいていの場合想定しません。
モノは壊れたり買い替えたり、処分する理由は様々です。
処分が大変なモノの代表例は以下が挙げられるでしょう。
- 大きな家具
- 巨大モニター
買うと手放すは基本的にはセットです。
いつか処分する時大変にならないよう、処分が大変なモノは買うべきではないでしょう。

保有する時に、処分の時を想定する。
買わないのが一番楽だからね。
まとめ

持ち物の合理化は、資産形成をするには欠かせません。
多くの人は無意識のうちにモノは増え、合理的ではない状態になっています。
モノを減らし、合理的な運用をすることで
生活の無駄は確実に減り、資産形成は好転するでしょう。
今回のポイントを整理すると、次の3つです。
- 持ち物の超合理化により、支出は減る
- モノを最大限活かすために、まず減らす
- 捨てる、増やさない、無駄な買い物をしない習慣が重要
お金の流れを整えるためには、持ち物を整える習慣が必要。
不要なモノを持たない生活で、お金が手元に残る仕組みを作ることができます。
生活の役に立つモノだけを持っている状態になるよう日々心がけていくと良いでしょう。


