- 初心者から使える投資の方法
- 少額からする最適解の方法
- ポイントを使った投資方法
- お得に投資する方法
投資をいよいよスタートさせる段階。

スタートで失敗したくないし
手堅いやり方を知ったうえで確実に進めたいよね。
周りがやっていて焦って始めて、知識がないばかりに損してやめたという方もいます。
今回は、初心者でもできる投資の方法を解説します。
方法はいくつもありますが、以下の方法をとるのが手堅く初心者の方にもおすすめです。
- カテゴリーは、「株」
- 使う方法は、「投資信託」または「 ETF」
- 取引方法は、「現物取引」
- iDeCoを第1優先に使用、第2優先にNISA口座へクレカ積立
投資がわかなない状態でこの結論だけ見ても理解が難しいかと思います。
順番に区切りながら、解説していきます。
投資するカテゴリー

投資を方法を説明するにあたり、何に投資するかを整理する必要があります。
いわば「投資のカテゴリー」ですが、以下が挙げられます。
- 株
- 債券
- 商品
- 通貨
それぞれどんなものなのか解説します。
株式

英語で | stock(ストック) |
特性 | 超長期的に右肩上がり |
資金の入り方 | 経済が活発になる兆しがあると上がる |
リスク | 大 |
リターン | 大 |
投資で最もメジャーなもので、多くの人が手を付けています。
株を買い保有することは、会社のスポンサーの一人になり
出資者の一人になるということを意味します。

会社のリターンを受ける権利を得るとともに、リスクを一緒に背負うことになるよ。
株は、2種類に分類されます。
- 上場してる株
- 上場してない株←こっちがほとんど

上場するというのは、日本の証券取引所で取引をされるようになることです。
一定以上の規模が必要で、審査を通過した選ばれし企業のみが上場できます。
全企業のうち0.1%とも言われていて一握りの会社と言えます。
選ばれし企業ではありますが、もちろん会社なので倒産のリスクはあります。
しかし、たいていの会社よりも規模は大きく、中の人が優秀なため
一般的な企業からみたら倒産のリスクは比較的には低く再起の可能性は高いと言えます。
株の売買の対象となる「上場している株」ですが、取引の仕方は1パターンではありません。
大まかには以下のように分けられます。

- 個別株
- 投資信託
パターン | 内容 | 保有 コスト | 倒産 リスク |
---|---|---|---|
個別株 | 1社に対しての株主になる | かからない | あり |
投資信託 | 複数の企業へ投資してるチームへ出資 | かかる | 無し |
企業に投資しているという面では同じですが、1社なのか複数なのかという違いです。
株には倒産リスクがある為、そのリスクをなくす方法として投資信託がありますが、
そのリスクを負ってくれているチームへ多少のお金を払うことになります。
いずれで投資するとしても、中の人は利益を上げるために一生懸命に尽力します。
株は、コストとリスクから逃げられない投資のカテゴリーと言えますが
他のカテゴリーと比べて長い時間軸でのリターンは大きく右肩上がりの傾向にあります。
超長期的に観測すると上がるため、投資の対象として良い選択肢に選ばれている。
債券

英語で | Bonds(ボンド) |
特性 | 経済が活発の時は、資金が抜かれがち |
資金の入り方 | 暴落時の資金の避難先 |
リスク | 小 |
リターン | 小 |
借金と表現されることもあるが、自ら入手しにいくため預けるに近いです。
株は倒産すれば0円になるが、債券はそうではありません。
債券は、大きく2種類に分類されます。
- 国債
- 社債

どちらの場合でも共通して言えることが「規模の大きいところが発行する」ということ。
株はこれから上がることに希望を持ち保有するが、
債券は、無くならないだろうという信頼からお金を入れます。
価値が上がらなくても、確実な小さな利回りが得ることを目的とした
守りよりのメンタルから投資されることが多いです。

- 破綻リスクの大きさ
- 預ける期間の長さ
債券自体はローリスクではあるものの、発行元によりリスクは違い破綻リスクを伴います。
破綻リスク(預けた資金が無事に戻って来ない可能性)が高いと
リターン(利回り)も大きくなります。
また、債券は「預ける期間」によっても利回りが変わります。
一般的に長く預ける方がリスクが高く、利回りが高いです。
1年などの短期の国債や20年以上の国債もありますが
最もよく見られ、活発に取引されるのは「10年の国債」です。
期間の短い債券は、すぐに資金が戻ってくるので「現金」に近い存在とも言えます。
現金に近い資産であることから、価格は大きく変動することは少ないですが、可能性はあります。
経済の指標である「金利」が大きな原因になります。
金利が上がると、債券の魅力は薄れ、手放す人が増え、価格が下がってしまいます。

金利が上がると、銀行に預けているだけでもらえる利息が多くなります。

可能性はあるけど、大きく下落することは稀で珍しい現象だよ。
価格の変動は小さく、利回りが低いという特性から
「資金効率が低くなるから、やらない方がいいのではないか」いう意見もあります。
他にもお金を入れる投資先が大きく値を下げる時、
リスクの低い債券に資金が避難させることで債券の価格が値上がりをすることがよくあります。
現金など預金より利回りが高く、値上がりの可能性があるため一定程度持つのは良い手段。
商品

英語で | commodity(コモディティ) |
特性 | 需要と供給によって独自の動きをする |
資金の入り方 | 供給の不足などで貴重さが増し、価値が上がる |
リスク | 大 |
リターン | 大 |
売買の仕方によっては、超ハイリスク超ハイリターンにすることも可能。
株以上に大きく、急激な値動きをすることもある。
商品は、大きく4種類。

- エネルギー資源
- 金属、貴金属
- 農産物
- 畜産物
商品ときくと馴染みが無いが、代表的なものをあげるなら「ゴールド」
商品は、もの単体ごとに価格をつけ取引するものであり、会社や国のような「破綻のリスク」がない。
しかし「もの」という性質上、以下のような変えられない特徴があります。

- 破綻リスク無し
- 保管するコストがかかる
- 盗まれるリスク
- 不作のリスク
- 需要の落ち込みから価値が下がることも
種類が豊富ではありますが、ものによっては投資の方法が限られています。
初心者が扱うなら最もメジャーな次の2つがおすすめです。
- ゴールド
- 原油
同じカテゴリーでありながら、それぞれ違う特性を持っています。
ゴールド | 存在する量が決まっており、増やすことが不可能。 通貨が擦られる度に相対的に価値が上がる。 |
原油 | 経済が活発になると需要が増し、価格上昇。 掘る量を減らされても希少性が増し、価格上昇。 |
どちらも活発に取引がされており、投資の方法が多様です。

株と動きが関係することよくもあるから、よく観察すると良いね。
商品は株と違い、需要が0になることがほぼありません。
原油に関してはいつかはあり得ることかもしれませんが、
そのためには新たな技術が実用化される必要があり、近い未来では無さそう。
需要の低下から価値が下がった際はおそらく一時的で、良い買いチャンスになりえます。
投資の大部分を入れないにしろ、一定程度は保有すると
リターンをえるチャンスが増えるでしょう。
通貨

英語で | Currency(カレンシー) |
特性 | 通貨の価値=国力。各国で異なる特徴を持っている |
資金の入り方 | 国際情勢、金融政策により入ったり抜けたりする |
リスク | 小 |
リターン | 小 |
売買の仕方によっては、超ハイリスク超ハイリターンにすることも可能な投資対象です。
通貨は国によって違い、それぞれの特徴をもちますが
通貨全般としての特徴は以下の通りです。
- 現在の基軸通貨(最もよく使われる通貨)はアメリカの「ドル」
- 通貨価値は、基本的に「国の強さ」に連動する
- 通貨によって、リスクの大きさが違う
- どの通貨も共通して「インフレ」に弱い
株式市場の価格は日常的に報道され、感じないながらも通貨の価値は上下しており
価格の変化を確認することも出来ます。
特にドルやユーロなど、他の国の通貨は毎日価値が変わりますが
日本に住んでいると「円」の価値は、日常的に上下していることを感じづらいです。
相場で大きな暴落が来ると株や債権など全ての物が売られることがあり
そこで本領を発揮するのが通貨。

暴落のタイミングで、価値が一緒に暴落することのない通貨を現金のまま持つことで
相対的に価値をキープし資産を守ることが出来ます。

「キャッシュ」ていうよね。そのまま現金として持つことも投資の一つだよ。
現金(キャッシュ)は「ほぼ価値が上下しない物」として投資すると良い
通貨は国で使われるものですが、以下の2つに分類することが出来ます。
- 「先進国」の通貨
- 「新興国」の通貨

先進国の通貨は「安全な通貨」(無価値にならないだろうと考えられている通貨)として
扱われています。
一方、新興国の通貨は
変動する幅が大きくリスクの高い通貨として扱われています。

また「安全な通貨」の中でも、「より安全な通貨」が私たちが使う「円」だよ。
株価が下がっている期間はリスクのある投資対象は避けられ、安全な円へと資金が流れ
円の価値が上がる傾向にあります。

同じ先進国の通貨で安全通貨である「ドル」と「円」を比べた時
相対的に「円」の価値が上がるのは、安全が求められる「相場が下がる局面」となります。
このように相対的に通貨を比べた投資商品として「FX」が有名です。
日本語では外国為替証拠金取引といい、
世界のプロのトレーダーが専用の機械を使い参入している分野です。

FXとは何かというと
2つの国の「通貨の価値を相対的も比べたもの」だよ。
2つの国の通貨が比べる際に、分母と分子に置かれる。

上昇すれば、分子(上に位置する国)の価値が上がっている状態
下降すれば、分子(下に位置する国)の価値が上がっている状態です。
「ドル円」という言葉が一般的ですが、「円ドル」も存在し
通貨の組み合わせによって、メジャーな分母と分子の組み合わせがあります。

いろんな通貨の組み合わせがあるけど、
分母か分子のどちらかに「ドル」を含むことが多いよ。
ドルが地球の基軸通貨(最もよく使われる通貨)であることがここからも知れます。
一般的にFXという取引の方法は、
リスクが高いうえ、プロが多く参入している市場なのでおすすめできません。

通貨を投資として扱うのであれば「現金」や「預金」として持つのが良いね。
通貨に投資する際はFXの取引ではなく、円をドルに両替する「ドル転」などがおすすめです。

扱うならメジャーな通貨である「円、ドル、ユーロ」くらいにとどめておくと良い。
通貨は、他の投資するものと比べて無価値にはならない通貨ですが
「インフレ」により価値が下がってしまいます。
当たり前のことですが、
これを理解せずに資産のすべてを「円のみ」で持っている方が多いです。
資産の全部を貯金していると「インフレ対策0」の状態。
この先デフレになるにことに全ベットしていることと同じです。

今は良いけど、
いずれ今の価格で出来ることが、インフレすることで出来なくなっちゃうよ。
お金の数字は変わりませんが、
出来ることが減り「事実上のの価値」は減ってしまうので注意が必要です。
インフレには弱い投資対象だが、他の投資対象より価値の変動はしないため
一定の水準をキープし保有していくのは良い投資になる。
投資する手段

投資は、大きな資金がないと出来ないイメージが強いです。

実は小さな額からでも投資は出来るよ。
この説明には「最低購入額」というものについて理解する必要があります。
別名 | 最低投資額 |
意味 | 売買する際の「一番少ない量」の額 |
投資するものによって、購入する時の「最低購入額」があります。

例えば、野菜を購入する際、
野菜によって、購入する時の「最少の量」に違いがあるね。

株、債券、金、暗号資産も同じ。
投資先は様々ありますが、それぞれ購入する時の最小の額は同じではありません。
投資するものによって「いくらから・どのくらいから買えるか」が違う
投資する手段としては、以下が挙げられます。
- 個別株
- 単元未満株
- 投資信託
- ETF(上場投資信託)
それぞれ解説していきます。
個別株

意味 | 上場している企業の株を個別で持つこと |
必要資金 | 株価×100 |
保有コスト | 無し |
リスク | 価格の変動、倒産の恐れ |
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ |
会社の株を一部持ち、「出資者の1人になれる」のが個別株です。
個別株を購入する額は、会社それぞれについている「株価」により決まります。
必要資金の「株価×100」というのは
【単元】という「株取引の最小のロット」みたいなものがあるためです。

意味 | 株式の取引がされると時の売買単位のこと。 最低購入数量のこと。 |
1単元 | 100株 |

1000円の株価の株は、最小の100株を購入することになるので、
1000円×100株で「10万円」が必要だよ。
株式を売買する際は、「100株」というまとまった量での売買になる。
かつては株によってバラバラでしたが、現在は「100株」に統一されています。
海外では1株で売買するのが基本で、日本より投資のしやすさを感じます。
株価は100円代の企業もあり、1~2万円有れば買付出来る物もあります。
一方、高い企業だと「数万円」するので、1単元を買付するのに100万円以上必要です。


個人の投資家では、買付するのが現実的じゃない株もあるけど仕方ないね。
株を買い、保有することで企業の出資者の一員「株主」となり
株主総会の議決権ももらえます。
株主になるとはいえ、手放すこともすぐにでき
出資した資金を手早く引き上げることも可能なので安心です。
投資は買い手と売り手のバランスで成り立っており、多くの人が買うと価格は上昇します。
個別株は企業の業績が伸びると価格が上昇し、悪いと下がりますが、
それ以外のイレギュラーなイベントの発生によっても価格が上下します。
具体的には以下が挙げられます。

- 配当や株主優待の拡充、もしくは廃止
- 政府や海外の要人による大きな額の買い、もしくは売り
- 企業自身が自社の株を買う
- 内部の不祥事

業績や価格推移をもとに分析をして、個別の企業へ投資するけど
「分析のしようのないこと」が個別株では度々起こっちゃうんだよね。
利益を追求していく企業では有りますが、その中は「人」です。
企業内でどんな動きをするか予想できないため、
個別株を扱う際は避けようのないリスクを背負うことになります。
株式の保有中には、配当や株主優待と言った恩恵も受けることが出来
頻繁な売買をしなくても利益を生むことができますが、それ以上に損をすることも珍しくありません。
個別株は、少額だとしても一度に数万を投じるため、大きくリターンを出すことができる手段です。
しかしながら、不確定なリスクが多く手堅い作戦だとしても損失をくらうことは多くあります。
上手くリターンを得るためには
多くの企業の中から、「優良な企業」を探す目利きが必要です。
この目利きを出来ない人が大半で、この目利きが出来れば大きな利益を生み出せます。
- 平均以上のリターンを得たい人
- 配当や優待など、個別株ならではの恩恵を受けたい人
- 「優良な企業」を探す目利きがある人
リターンを狙うなら個別株の売買は良い手段。手堅さの面では、イマイチ。
単元未満株

意味 | 上場している企業の株を個別で「単元未満で」持つこと |
必要資金 | 株価×1 |
保有コスト | 無し |
リスク | 価格の変動、倒産の恐れ |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |

これも個別株。売買する「量」が違うのだけだよ。
1単元が100株。単元未満とは「100株未満な株」のこと。

証券会社のサービスの一つで、制限付きの売買にはなるけど
100株以下で株式の売買が出来るよ。

株価がそのまま「買付に必要な額」になる為、100円台から買付が可能
1株から購入することが出来ることから、便利に使っている投資家が多くいます。
単元未満株の活用法としては、以下が挙げられます。
- 株価の高い株を少量だけ保有する
- 限られた資金で、業種や買付のタイミングを分散させる
- 1株で得られる株主優待を最少額で入手する

限りある資金の中で作戦を立てるけど
1回当たりの使用額を小さく出来たら、とれる作戦が広がるよね。
一見、素晴らしい投資の方法のように見えますが、ネックとなる面もあるので注意が必要です。
具体的な単元未満株のネックとなる面は、以下が挙げられます。
- 手数料が割高
- 個別株の為、リスクが高い
- 少額で投資可能だが、難易度は高いまま
手数料は、証券会社全てが均一に高いわけではありません。しかし全体的に割高。
普通に個別株を売買する以上にコストがかかり、リターンを圧縮してしまいます。
個別の株は上でも解説した通り、イレギュラーなイベントがつきものです。
不確定要素が多いため難易度が高く、利益を上げることが難しいです。

けどコストに関しては、使う証券会社選びでおさえることが可能だよ。
単元未満株を扱っている証券会社はいくつかありますが
それぞれの証券会社によって単元未満株の呼び方が違います。
以下の表は、扱っている証券会社の一例と単元未満株の呼び方です。
扱っている証券会社 | 単元未満株の呼び方 |
---|---|
楽天証券 | かぶミニ |
SBI証券 | S株 |
eスマート証券 | プチ株 |
マネックス証券 | ワン株 |
大和コネクト証券 | ひな株 |

単元未満での取引は、ネット証券で出来ることが多いよ。
リターンが出ないと意味がありませんが、
取引する際のコストの面での最適解は知っておくと投資の幅は広がります。
単元未満株を売買する証券会社は「SBI証券」を使うと良い
「SBI証券」なら、他で単元未満株を売買するとかかる手数料が全て無料です。

筆者も単元未満株を売買したい時は、SBI証券を使ってるよ。
単元未満株は、少額から投資が出来るということもあり
「初心者向け」と言われたりしますが、おすすめ度としては低いです。

個別株自体が
なんとなく安いから、欲しいから等「分析無しで買った株」では利益は生まれづらいからです。
失っても良い範囲であれば、やってみたい気持ちも晴れるのでアリかもしれません。
- 少額から個別株へ投資をしたい人
- 個別株の種類や、買付タイミングを分散させたい人
- 1株で得られる株主優待を最少額で入手したい人
個別株に投資する「資金の量」は下がってて良い。しかし「難易度」は下がってない。
投資信託

意味 | 運用チームに出資をして利益の一部をもらう |
必要資金 | 100円~ |
保有コスト | 有り |
リスク | 価格の変動、運用計画の破綻リスク |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
証券会社の運用のプロが、投資家から資金を集めて運用をして、
その成果を資金を出してくれた投資家たちへと分ける金融商品のこと。

運用の際、商品によって投資の対象は多様です。日本・外国・株・債券など様々。
運用の方法は、2パターン。
- アクティブ運用
- インデックス運用
アクティブ運用 | インデックス運用 |
---|---|
プロの卓越した方法で高リターンを目指す 運用の方法 | 「指数」という株価の基準の数字と 同じに値動きになるように 運用する方法 |

100円から買付でき、買える場所も多い。
少額投資には欠かせない選択肢と言ってもいいね。
証券会社だけでなく、郵便局や銀行でも取り扱っている金融商品で
昔からある投資の手段です。
投資家にとっての主流な投資の手段ですが、
長く多く使われているのは「投資信託の使い勝手の良さ」にあります。
具体的には以下が挙げられます。
- 倒産リスクを負わずに投資できる
- 少額で広く投資ができる

投資信託の購入は運用チームへの出資を意味し、株主になれるわけではありません。
投資信託の分配金はもらえますが、
投資信託の中で投資している企業から配当をもらうことはできず、株主優待もありません。
その代わり、倒産のリスクは負わずに済み、投資額が0になってしまうことはなく安心です。
取引の単位は「口」。
1口=1円とは限りませんが、「100円から」という少額で投資出来ることも大きな魅力。

間接的にはなるけど、
何十~何百の企業に投資が出来るのでリターンを狙いやすくなるよ。
どこの企業が伸びるか選ぶではなく、たくさんの企業へ投資しているチームを選ぶことで
伸びる企業のリターンを得る確率は圧倒的にアップします。
有能な投資手段ではあるものの、ネックとなる面も存在します。
具体的には以下が挙げられます。
- 手数料が何種類もある
- リアルタイムで売買出来ない

今日買って、今日手に入るわけじゃないし
今日売って、今日手放せるわけじゃないんだよね。
郵便局や銀行でも取り扱っている金融商品ということもあり、手数料が彼らの利益になります。
手数料に関しては、見やすく表示されているものもあれば
「隠れコスト」と呼ばれる確認しづらい手数料もあるので注意が必要です。

手数料は、買う時・保有中・売る時にかかる。
手数料の種類は以下の通り。
種類 | 内容 |
---|---|
購入時手数料 | 買付時に払う手数料 |
信託財産留保額 | 売却時に払う手数料 |
信託報酬 | 保有中発生し続ける手数料 |

「ノーロード」という買付手数料がかからない商品もあるので、
うまく使っていきたいね。
確認しづらい「隠れコスト」は以下の通りです。
種類 | 内容 |
---|---|
監査報酬 | 決算ごとに監査にかかる費用 |
売買委託手数料 | 投資信託の中で運用中の売買にかかる費用 |
有価証券取引税 | 運用中に海外のものを取引する場合かかる費用 |
保管費用 | 運用中に海外資産を保管する場合かかる費用 |
全ての手数料を合わせたものを「総経費率」と言いますが
安いものだと「0.1%」、高いものだと「1%」と明らかな差です。
投資信託の運用方法には「アクティブ運用」と「インデックス運用」がありますが
手数料に差があります。
コストを低く抑えるのであれば「インデックス運用」一択です。
投資信託と一口に言っても、投資対象は様々です。
日本の株価に値動きする投資信託、米国の株価に値動きする投資信託
ゴールドの値動きに連動する投資信託もあります。

少額から広く投資が出来る手段としては優秀で、初心者でも扱うことはできるよ。
しかし、売買の注文を出してもすぐに取引が完了するわけでないため
短期間に頻繁に取引をしたいという人には向きません。

積立NISAやiDeCoで積立するのもこの「投資信託」です。
1か月後や半年後という期間よりも、数年で考える取引を前提にするのが良いでしょう。
長く保有するとなると、なおさらコストは低い方がいいので
どの投資信託を使用するかは吟味する必要があります。
- 最も少額から投資を始めたい人
- 取引を頻繁にはしない人
- 個別株ほどのリスクを負いたくない人

手数料に気を付けながら、
いい投資信託を使えば、少額で始められて最適な投資の手段になるよ。
少額から広い範囲に投資が出来るいい手段。ただし手数料は要確認。
ETF(上場投資信託)

意味 | 運用チームに出資をして利益の一部をもらう |
必要資金 | 株価×口数 |
保有コスト | 有り |
リスク | 価格の変動、運用計画の破綻リスク |
おすすめ度 | ★★★★★ |
「Exchange Traded Fund 」頭文字で「ETF」。日本語では「上場投資信託」
単語の意味は、Exchange(取引所)・Traded(取引される)・Fund(投資信託)

投資信託の一種で、投資商品の1つだよ。
取引所に上場しているためリアルタイムで売買でき、株と同じように今買う・今売るができる。
ETFも多くの投資家が実際に使用しています。
個別株よりも少額で投資ができ、投資信託とは違いリアルタイムに取引ができるのがETFです。
NISAやiDeCoでの買付は投資信託を推されがちですが、
投資を続けていいく中で「ETF」が使い勝手が良いことに気づきます。
具体的には以下が挙げられます。

- 現金化が早い
- 株より、少額で投資できる
- 株と同じく、リアルタイム取引
- ネット証券で売買すれば売買手数料がかからない

個別株と投資信託のハイブリットのような投資商品が「ETF」だよ。
ネット証券では、個別株を取引する際に売買手数料を無料にするプランがあります。
そのプランが個別株と同様に適用され、コストを避けることが可能。
一般的に投資信託よりも費用が安く、投資できる対象の幅が広いですが
手数料の格安な投資信託も登場してきています。
「上場している」投資信託のETFと、上場していない投資信託を比べられることが多いですが
初心者が理解するのはやや難しい。

とりあえず大事なとこだけを比較するよ。
以下の表は、ETFと投資信託の違いを整理したものです。
ETF | 投資信託 | |
---|---|---|
最小買付額 | 銘柄による | 100円~ |
取引所 | 上場してる (買い方が株と同じ) | 上場してない |
価格が決まるタイミング | リアルタイム (現在価格で売買可能) | 1日1回 (すぐはわからない) |
売買手数料 | 売買委託手数料 ※証券会社のプランが適用 | 購入時手数料 信託財産留保額 ※商品により決まっている |
保有中かかるコスト | 信託報酬(経費率) | 信託報酬 |

似ているけど、比べてみたら違いがわかるね。
ETFと投資信託の大きな違いは「コストと品揃え」だよ。
ETFと投資信託のどっちが優れているかというと、「商品次第」です。
どちらの場合も優秀な商品もあれば、イマイチな商品もあります。
投資対象によっては、投資する手段自体が少ない場合があります。
そんな時に役立つのが投資対象のカバー範囲の広い「ETF」で、
投資信託では商品が存在しないものもETFだといくつか販売しています。

投資する際のカバーできる範囲は、現状ETFの方が多くこれを利用する投資家が多いです。

筆者は「投資信託で優秀なものがない投資対象」をETFで投資してるよ。
結果的にETFの方がよく使うことになってるね。
- 個別株よりも少額で投資したい人
- ネット証券を使い、売買手数料が無料のプランを使ってる人
- 広い範囲に投資したい
- リアルタイムで取引して、早く現金化したい
手数料の安い優秀商品で投資できる範囲のものは投資信託で買い、それ以外は全部ETF
取引の方法
投資において取引の方法を間違えると危険です。
というのも、取引をする際の売買の方法は1種類ではありません。
いくつかの取引のやり方があり
これを使い分けることで、リスクもリターンもある程度コントロールすることが出来ます。
取引には以下のような種類があります。
- 現物取引
- 信用取引
- デリバティブ取引

聞きなれない取引の名前だけど、具体例は知ってるはず。
以下の表は、それぞれの取引の違い、危険度、具体例をまとめたものです。
取引種類 | 内容 | 危険度 | 具体例 |
---|---|---|---|
現物 | 金銭と株式の交換 | 限定的 | 株式、不動産 |
信用 | 自分の信用をもとに取引 | 大 | 空売り |
デリバティブ | 金融派生商品 | 大 | 先物・FX・CFD |
それぞれ解説していきます。
現物取引

「自分の持っているお金の範囲内で」現実にある株を買うもしくは売る取引のこと。
特徴は以下の通りです。
- 投資した金額以上は失わない。リスクは限定的。
- 現物で買った株の保有中、配当や株主優待は得ることができる。

取引方法の中で最もリスクが限定的で、初心者ならこれだけでOK
現物取引がリスクを抑えられる理由は以下の通りです。
- 投資額以上の損失はしない
- 取引の初手は「買い」しかできない
現物取引は投資額以上に損をすることはありません。
最悪のシナリオは「投資した額が0になる」で終わりで、それ以上はありません。

現物取引では、損失をだしても借金する危険はない。

どんなに損をしたとしても「損失が限定されているの」というのが最大の利点だよ。
しかしながら、取引の作戦をとりやすいとは言えません。
リスクが限定出来るものの、とれる作戦にも限りがあるのが現物取引。
具体的に「できないこと」は以下が挙げられます。
- 持っていない物を「売る」こと
- 少ない資金で、大きな額の取引

リスクのとれる範囲が限定的、キャパを超えたことが出来ない仕様になっている。

リターンを狙う為に、積極的にリスクをとりたい人には不向きだよ。
ハイリスクな投資の方が広く多く投資ができ、使い勝手が良いという人もいます。
しかし、初心者のうちはとるべき作戦やアイデアは多くはありません。
「リスクをおさえる」という堅実すぎる策は、
初心者によくある初めてすぐ退場を避ける有効な方法です。
様々な取引方法をマスターすることも良いですが
行う取引を「現物取引のみ」に絞って、相場で生き残ることを優先しましょう。

長期投資をしていくのであれば、長期間リスクをとり続けていくということになります。
リスクを長い期間とり続けるために
短期的な値動きで即ゲームオーバーになる危険性のある方法は、なるべく避けるのがいいでしょう。
- リスクを抑えて投資したい人
- 投資資金が多くない人
- 「保有」が目的で、配当や株主優待を受けたい人

ほとんどの人におすすめできる取引方法だよ。
筆者も使ってるよ。
リスクを限定的にして、長く相場に生き残る為に、現物取引のみを使う。
信用取引

意味 | 証券会社に担保を入れ、お金や株を借り取引すること。 |
必要なもの | 信用取引口座 |
持っている資金の最大3.3倍の取引ができます。
本来持っている額以上に投資をすることができ、資金を増やしていくには効率のいい方法です。
専用の「信用取引口座」の開設か必要で審査を通過することで使用できるようになります。
信用取引は、投資する際に必須の方法ではなく、追加でリスクをとりにいく方法です。
しかしながら
多くの資金を増やし運用している個人投資家は、信用取引を効果的に使うことが珍しくありません。
これはリターンを多くするために必要な要素を含んでいるためです。
資産を増やす方法として有効な方法ですが、その理由は以下が挙げられます。
- 少ない資金で大きく投資が出来る
- 持っていない物を「売る」ことができる

信用取引は、現物取引で出来ないことを一通りカバーできる取引方法だよ。
投資は大きな額で投資した方が有利です。
少ない資金が10倍になっても、少ないままです。
大きな資金であれば、増え方が3倍だとしても、額にしたら爆発的な増加になります。

資金の大きさはリターンを多くするために必要不可欠で、
これは事業や不動産などにも共通して言えます。
投資をするために借金をすることは出来ませんが、証券会社の取引方法を駆使すれば可能でその方法が信用取引です。
また、信用取引で特徴的なのが「持っていないものを売る」という取引。
「空売り」と言いますが、下がるだろうと思う銘柄をあらかじめ売り、利益を狙いにいけます。
売る為には普通まず買わないといけないですが、その必要が無く
一時的なチャンスを素早くつかむことも可能です。

効果的に使えばとても有能な取引方法なんだけど、あまり評判が良くないんだよね。
理由は明白で、リスクが大きすぎるからです。
信用取引はリスクが大きいと言われがちですが、その理由は以下が挙げられます。
- 一時的な価格変動で即退場になる可能性がある
- 売買の対象が個別株の場合がある
主にリスクが大きいと言われる理由は一時的な価格変動をくらう可能性です。
損失は決済しないと確定にならないわけではなく、担保の額の一定水準を下回ってしまうと
「強制的な決済」が発動します。

「ロスカット」というもので、このリスクが特に危険でかつ避けようがありません。
戦略として効果的に使えば有効ですが、
常時これのみを使用し長時間リスクをとるのは危ない戦略です。
リスクが大きいことはデメリットのように言われがちですが、リスクあってのリターンのため
戦略としてはあり。
しかし、正しい判断をリアルタイムで行えないという投資家自身が原因のケースもあります。
価格の変動が無いとリターンは得られませんが、その価格の変動を見て取引するのは自分のため
予定外の行動をとる危険や可能性は捨てきれません。
リスクを抑えて行うなら、使わないという選択になりますが、資産を増やすなら信用取引を使うのは良い作戦のため悩ましいところ。
良い面も怖い面もあることは理解し、使うかはゆっくり決めても良いかもしれません。
- 多くの戦略で投資したい人
- 資金効率の良い投資がしたい人
- 正しくリスクを管理できる人

初心者のうちは手を付けずに、
今後取り入れていくのかは検討するのが手堅い策と言えるよ。
資金効率が良い戦略。狙えるリターンの量も幅も増えるが、リスクも同様に増える。
デリバティブ取引


最初に言うと初心者向きじゃないので、今は知らなくてもいい内容だよ。
日本語で | 金融派生商品 |
意味 | 名前にとおり「金融商品」が派生したもの。 もとになる投資対象の進化版とか亜種と考えていい。 |
リスクを大きくとり、大きなリターンを狙いにいく際に使用される取引です。
「派生」した取引のため、素となる取引があります。
ギャンブル的な資金の入れ方をする層も一定数おり、この層が行うことを「投資」ではなく「投機」と呼びます。
事実上の「ハイ&ロー」のようなことを行い、
「上がるに張って、上がれば利益」「下がるに張って、下がれば利益」となります。

「投資」と「投機」混ぜて考えがち。
使っているものが同じだけで、していることは違うよ。
具体的なデリバティブ取引は以下が挙げられます。
- 先物
- オプション
- スワップ

どれも長期投資には向かず、一時的なチャンスを狙うの使い方をするよ。
聞きなれない言葉ですが、使用されやすいのは「先物」です。

意味 | 未来のある時点での、買うもしくは売る額を約束する取引。 |
内容 | 差金決済取引(証拠金取引) |
リスクが高い取引ということもあり、必要となる資金の量も多いです。
「証拠金」という資金が必要で、
損失をしてしまった際に、それを払う余力があることを証明しないと取引ができません。
「差金決済取引」という、
取引の始めの額と終わりの額の差額分がそのまま損益額になる取引です。

価格の差をそのまま取引するため、株主になれるなどはありません。
先物と取引は具体例として以下が挙げられます。
- 株価指数先物
- CFD
- FX
FXは、CFDの一種です。
先物とCFDは似ていますが別物で、「限月」というのが違います。
どちらもいわば、「未来につく価格」に投資します。
先物 | 期限あり。 切れてしまうと自動的に決済され現金化される |
CFD | 期限なし。 自動で決済されず保有することができる |
未来の価格と言っても、具体的で
「3月の価格」や「来年の12月の価格」と区切って売買されています。
その月が来て、「未来の価格ではなくなった時」に決済されます。
CFDは何月の価格ではなく、未来の価格として買えるので長く保有すること自体は可能です。
大きく利益を出すことのできる「レバレッジをかける」という方法であり、
資金に余裕が無くなり、後に引けない状態で、撤退が遅れ、ゲームオーバーという流れは鉄板です。

億万長者も破産者も産みだす取引方法だよ。
初心者をはじめ、以下の人におすすめできません。
- 投資資金が少ない人
- 損切りを知らない人
- リスクを理解してない人
- 戦略がない人
デリバティブ取引は、投資を職業としている「機関投資家」という団体が多く参入しています。
個人投資家の持っていないハイスペックなマシンを使い超短時間に超大量の注文を出してきます。

体力も武器も段違い。同じステージで戦わない方が安全。
ラッキーで利益を出ることもあるが、長期的にみたら狩られる確率が遥かに高いので注意。
もしも行う場合は、以下のことを徹底しましょう。
- 損切りシナリオを決めておく
- 大きな資金を証拠金として入れる
- 少額で取引する
初心者にはおすすめできない方法ですが、経験としてするのもいいかもしれません。
怖さでしか得られない経験値はあります。
しかしながら、投資において大切なのは「生き残ること」です。

短期の大きなリスクを取らなくても、続けていけば資産は増えていくよ。
本当にデリバティブ取引でリスクを取るべきなのかを考え、無理のない範囲で使いましょう。
- リターンを重視した投資をしたい人
- 投資資金が多い人
- 正しくリスクを管理できる人
リターンを得るために、リスクを取りにいく方法。短期間で使う方法で難易度が高い。
お得に投資する方法

投資を始めてすぐだと、資金を多く用意出来ないことは珍しくありません。
コツコツとお得に投資をしていくことは、
何もしないよりも早く資金を増やしていくことに繋がります。
お得に投資をする方法を早い段階から行い、
運用資金を増やしてリターンを得ることは全ての初心者におすすめの方法です。
具体的な方法として、以下が挙げられます。
- クレカ積立
- 所持ポイントを買付に使用
クレカ積立

クレカ積立のお得な点は。以下の通りです。
- クレカの還元を受けられる
- サービスの使用料が無料
- 一度設定したら、あとは自動。労力がかからない

クレジットカードを使った方法だよ。

クレジットカードの支払いの決済として積立を行え、
還元率分のポイントを得ながら積立投資をすることができる方法。
一度設定すれば、そこからは自動で毎月決まった日に決済されて積立ができるサービスです。
サービスの使用料が無料で、現金で積立するよりもお得で良い戦略となります。

証券会社のサービスの一つで、できない証券会社もあるよ。
また積立を設定できるクレジットカードには決まっており、
クレジットカードなら何でも設定できるわけではありません。
以下の表は、
クレジットカード積立のできる証券と対応したクレジットカードの組み合わせをまとめたものです。
証券会社 | クレジットカード |
---|---|
楽天証券 | 楽天カード |
SBI証券 | 三井住友カード(NL) |
auカブコム証券 | au PAY カード |
マネックス証券 | マネックスカード dカード |
PayPay証券 | PayPayカード |
大和コネクト証券 | SAISON CARD Digital |

現金で積立するよりお得なため、多くの方がこのサービスを使用しているよ。

素晴らしいサービスである一方、懸念点もあります。
懸念点は以下の通りです。
- クレジットカードの「支払い」扱いの為、滞納のリスク
- 還元が縮小してきている
- 積立出来るものは限定的
クレジットの滞納してしまうリスクは
還元を受けられるためと受け入れるしかなく、避けようがありません。
還元率と積立できるものに関しては、これからも変わっていくと考えられます。
還元率はさらなる縮小になる流れですが、積立できる範囲は広くなるかもしれません。
少し前までは、還元の条件がどの証券会社も簡単でしたが
使用する人の増加と共に事実上の改悪が繰り返されています。
無料のサービスなので、更なる改悪の前から使うことをオススメ
ポイント買付

ポイントを買付に使用することでお得な理由は、以下の通りです。
- 現金と一緒に合わせて使える
- 期限付きのポイントも使えるケースあり
- 金利のつかないポイントで、複利を生み出せる
- 売却したあと、現金になる
「ポイントを買付に使用できる」という証券会社のサービスが存在します。
証券会社とポイントを連携させることで、買付にポイントを使うことができるサービスです。
ポイントは、現金よりも優先的に買付に使用しましょう。

一部の証券会社が行っており、
「ポイントの消化」や「ポイントの現金化」の手段として使う人もいるよ。
ポイントを優先的に使うべき理由は以下の通りです。

- 期限切れにより、失効させてしまう
- 貯めても増えない
ポイントのままでは利息や複利が効かないうえ
使用期限が切れ失効してしまうため、積極的に使うことが大切です。

持ってるだけ段階では、失効のリスクしかないから
なるべく早く使おうね。
ポイントを使って買付を行える証券会社の一例としては以下が挙げられます。
- 楽天証券
- SBI証券
- 三菱eスマート
- マネックス証券
買付の時に使用できますが、一部買付時にポイントが使用できないケースがあります。
購入できるものは一般的には「投資信託」
買付方法は、都度購入の「スポット買い」もしくは「積立」です。
購入の仕方の細かい条件によっては、ポイントを使用できないこともあります。

証券会社により条件や仕様が異なり、
使用出来るかはサイトに書いてはいるけどイマイチわかりづらいんだよね…
証券会社ごとに、使えるポイントや条件を下の表にまとめました。
証券会社 | 使用可能ポイント | 積立 | スポット購入 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 楽天ポイント ※通常ポイントのみ ※会員ランクで上限変動 | 可能 ※「証券口座」 「スマート買付」 「楽天キャッシュ」 「楽天カードクレジット決済」 での積立のみ | 可能 ※金額指定のみ |
SBI証券 | Vポイント pontraポイント | 可能 | 可能 ※金額指定のみ |
三菱eスマート | pontraポイント | 可能 | 可能 |
マネックス証券 | dポイント ※期間・用途限定も含む | 不可 | 可能 ※金額指定のみ |
ポイントを使って出来る投資の仕様は改正が多く、都度確認が必要です。

都度更新していくよ。
所持しているポイントを使用するためには、「連携」と「設定」が必要ですが
証券会社のサイトのトップから行えることが多く、短時間で済みます。
買付を行う画面でポイントを使うか選べる欄が有り、そこで選べるようであれば完了です。
所持しているポイントを投資に積極的に使うことは、投資の資金を増やすことへと繋がります。
ポイントは何もしないとそこまで貯まりませんが、
自分から積極的に獲得していくことで多く貯めることが出来ます。
ポイントを獲得する方法の例として、以下が挙げられます。
- クレジットカードの還元
- ポイントサイトの活用
- アプリのミッション獲得
ポイントは、お金を使ってそれに対して還元を受ける以外にも獲得する方法はいくつもあります。
より多く獲得するためにはポイントサイトでクレジットカードの発行などが効果的です。
アプリで獲得できるポイントは数円分と少数ではあるものの早く確実に獲得できます。

ポイントサイトで獲得したポイントも同様に期限が決まっている場合が多いうえに
買付に使用するためには対応したポイントに交換しなくてはなりません。
せっかく獲得したポイントを
使用しないで、失効してしまい0円にすることが珍しくないため注意が必要です。
少額であっても無駄なく投資資金へと回していくことで
確実に資金を増やしていくための「複利」を活かすことが出来ます。

ポイントを買付に使用することばかりを重視するのは、正直効率が悪いですが
少しでも多くの資金を早く運用していくためには必須です。
ポイントにも使い道を決めて、
投資に使うもの日常的に使用するものと事前に決めておくのも良いでしょう。

ちなみに筆者は、dポイントは「投資専用」て決めてるよ。
期間限定も合わせて使えるのが有能すぎる。
所持ポイントを買付に使用し、無駄なくコツコツ投資資金の上乗せをしていく。
節税制度を使った方法

投資で得た利益には、20%を超える税金がかかります。
自分で払う場合も、証券会社で自動でしてくれることもあります。
利益にかかる税金は投資につきものですが、この税金によりリターンが減るのも事実です。
そこで節税制度を使った方法が重要になってきます。
使うと使わないとでは、将来的に大きな差になります。
具体的な節税制度は以下が挙げられます。
- NISA
- iDeCo
それぞれ解説していきます。
NISA

正式名 | 少額投資非課税制度 |
意味 | 投資で得た利益に税金がかからない制度 |
コスト | 無料 |
1人1つ持つことが出来る口座で、証券会社の口座を開き追加で申し込み、もつことが出来ます。
運用益に税金がかからない口座で、最大で1800万円まで運用できます。

売却した分の枠は翌年に復活し、1800万円分の中であれば何度でも使用ができます。

できること出来ないことなど、仕様を理解しないと上手くは使えないよ。
新NISAに変わり、仕様がパワーアップしたのでうまく使うほどお得になります。
NISAには、「枠」というものがあります。それが次の2つです。
- つみたて投資枠
- 成長投資枠


NISA口座の申し込むことで
どちらも同時に使えるようになり、どちらも同時に使うことが出来るよ。
同時に使える枠ではありますが
違う点がいくつもあり、うまくお得に使うにはそれぞれの違いを把握する必要があります。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いを以下の表にまとめました。
比較項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
---|---|---|
買える銘柄 | 金融庁選定の銘柄 | 株式・ETF・投資信託など |
買付方法 | 積立のみ | 一括・積立(両方OK) |
年間上限額 | 120万 | 240万 |
使用上限額 | 1800万 | 1200万 |

それぞれの出来ないとこをカバーしてる関係に見えるね。
どっちから使ってもOK
しかし、投資を始めてすぐの場合
資金には限りがあり「使う枠」に優先順位をつけなくてはならないことも多いでしょう。
そんな時は両方を同時に使わずに、片方に絞って使うのも良い策です。

もし選ぶなら、【自分の投資目的】に合ったものが投資出来る方
投資の目的によって、戦略も買付する銘柄も変わります。
NISAを使うということは投資でのリターンを狙っているはずなので
投資の目的とは「資産の形成」もしくは「不労所得」でしょう。
それぞれに合った投資の目的は以下のようになります。
- 資産形成がしたい人 → 「つみたて投資枠」
- 不労所得がほしい人 → 「成長投資枠」


NISAに使用期限はないから、決めるのを焦らなくても大丈夫だよ。
資産形成をするために、値上がり益を狙いひたすら積み立てるのもOK
不労所得を作る為に、高配当株やETFを買い続け非課税で貰える配当を増やすのもOK
どちらにも良さがあります。
自分の目的(したいと考えている)ことができる枠はどちらかで検討すると良いでしょう。
資産形成には「つみたて投資枠」、不労所得には「成長投資枠」が良い。
投資の目的を持ちNISA口座を使いますが、使うにあたり注意しておく点があります。
それが以下の通りです。

- 税金がかからないのは「日本の税金」のみ
- 恩恵を受けるには「利益」が必要
NISAでは、日本の銘柄以外にもアメリカのETFなども売買することができます。
アメリカの銘柄で売買益や配当を得た場合、外国税がかかります。
NISAの制度の範囲は国内の税金であり、海外へは税金まで日本が負担してくれるわけではありません。


税金が全くかからない状態で運用するなら「円建ての銘柄」。
また、当然ながら利益を上げないことにはNISAの恩恵を受けることが出来ません。
利益は「値上がり益」と「配当や分配金」の両方が対象ですが、
実感のしやすさでは一定で頻度で受け取れる「配当」の方が恩恵を感じやすいでしょう。
「NISAはお得」とよいう認識が広がっていますが、
「どうしたらお得になるのか」を知らない人が一定数います。
NISAのお得になるケースは「使って、利益をあげた時のみ」です。


値上がり益や配当、いわゆる「運用益」への税金がかからない制度だからね。
外国の税金は無効化できない。NISAの恩恵にを受けるにはリターンが必須。
「つみたて投資枠」「成長投資枠」いずれを使用した運用であっても、
「長く保有すること」は共通します。
よく聞く【長期投資】をNISAで行うことになりますが、
長期投資だから「安全・ノーリスク」と勘違いしている人が一定数います。
長期投資は、立ち回り次第では「絶対に負ける方法」になってしまうため注意が必要です。
NISAの正しい立ち回り方は以下の通りです。

- 無理のない額で行う
- 買付を「止めない」
- 下がっても「売らない」

「余計なことをしない」が大事だよ。
NISAでお得になるには、最低でもプラスにしないといけません。
ほぼ確実ににプラスになる戦略と正しい立ち回り方で利益を出すことは誰にでも出来ます。
しかし、知識が足りずに間違った立ち回りをして損をしている人が多いのが実情です。
自分がやっている投資の戦略を、整理して把握して
余計なことをしないのが「必勝法」となり、NISAを使って得をすることにつながります。
- 投資で払う税金が「円」の人
- 投資で利益が見込める人
- 長期での運用を考えている人
- 積立投資をしている人

1人1つしか持てない特別な口座だし、活用できた方がいいね。
資産形成には「つみたて投資枠」、不労所得には「成長投資枠」が良い。
「日本の税金」はかからないが、外国税はかかる。
iDeCo

正式名 | 個人型確定拠出年金制度 |
意味 | 自分の年金をセルフで作ることを補助する制度のこと |
コスト | ・口座開設時:2,829円 ・毎月の使用料171円(年2,052円) |
自分の年金をセルフで作る私的年金制度の一つです。
NISAと同じく利益に税金がかからず、投資が有利にできる制度でもあります。

年金制度というだけあり、現金化出来るのは自分が60才になってから。
受取時の税金がどうなるかは、その時の法律次第のため、今はどうなるかわかりません。

自分の年金となる資金を、自分で非課税で長期運用して
将来的に現金化する形だよ。
しかしながら、iDeCoは使用するためにコストがかかります。
具体的なコストは以下が挙げられます。
- 加入時に2829円(税込)
- 毎月171円(国民年金基金連合会に105円+信託銀行に66円)
- 口座管理料(金融機関による。毎月0~500円程度)

加入時と毎月の費用は避けようがありません。
口座管理手数料は証券会社により違い「無料」の場合もあります。
手数料がかかり、結果的に損するのではと考える方もいますが、心配無用。
かかるコストより節税できる額の方が大きいため、マイナスになることはありません。
最少額でやっても上限額でやっても、使用料は同じなので
なるべく多くの額で運用した方が節税になる額が多くなりお得です。

かかるコスト以上に節税になる。
上限額でやってもコストは同じだから、積極的にやりたいね。
コストはかかるが、簡単にペイできる。一番お得なのは「上限までやること」。
口座管理料のかからない証券会社でやると良い。
iDeCoは使う人によって掛け金の限度額に差があります。
以下の表は、加入する人と掛け金の上限をまとめたものです。
加入対象者 | 掛け金 | 職業 |
---|---|---|
第1号被保険者 | 6万8000円 | 自営業 フリーランス |
第2号被保険者 | 企業型DCに 加入してる人:2万~5万5000円 してない人 :2万3000円 | 会社員 |
第2号被保険者 | 2万円 | 公務員 |
第3号被保険者 | 2万3000円 | 専業主婦(主夫) |

とりあえずみんな「2万」はできるんだね。
職業によって月の積立上限が変わる。自分はいくらか確認して掛け金を申し込む。
コストはかかるものの、優秀な節税方法のiDeCoですが
知らないと損をしてしまう懸念点があります。
把握しておくべき懸念点として以下が挙げられます。
- 手数料負けの危険性
- 受取時にかかる税金はその時の法律次第

手数料負けを恐れて、iDeCoをやらない人が一定数います。
iDeCo口座は毎月使用するコストを払い、
その口座に積立をして、おさめる税金を減らすというスタイル。
注意が必要なのは「積立をしても、しなくてもコストがかかる」という点です。
積立することで税金を抑えることが出来ますが、しないと節税になりません。
手数料は毎月かかる。しかし節税をしない。となると、当然ながら手数料負けとなります。

また、積み立てているのは「自分の年金」で、いつか受け取る日が来ます。
運用益には税金がかかりませんが、受け取る際の税金はかかります。
これについて、様々な議論がされていますが、これは「現状の法律では」であって
自分の時も同じとは限りません。

これから何度も改正がされていくのを見守りつつ、
どう受け取るのがいいのか検討する流れになります。
積立しなくてもコストはかかる。手数料負けしないよう少額でも積立してペイしていく。
受取の時の課税は、その時の法律次第。だいぶ先なら気にしない。
NISA同様「非課税で運用」することができ、投資の方法として優秀です。
しかし、現金化することが60歳になったからという制限があり、投資の自由度は低め。
手数料負けや受取時の課税など、懸念する点もあります。
「制度」の1つのため、良い点も悪い点もありますが
「節税効果」は圧倒的に高く、これのみを使う目的とするのもいいかもしれません。

節税面だけでも優秀。筆者も使ってるよ。
- 給料をもらい所得税を払っている人
- 超長期での運用を考えている人
- 積立投資をしている人

制度に改正があり、以前よりも申し込みやすくなってるよ。
内容を理解して無理のない額でやると良いね。
投資をした段階で節税の効果あり。払う税金を減らしつつ投資できるため有能。
初心者向きの投資の方法は?

投資を1から始める際、以下の方法が良いでしょう。
- カテゴリーは、「株」
- 使う方法は、「投資信託」または「 ETF」
- 取引方法は、「現物取引」
- iDeCoを第1優先に使用、第2優先にNISA口座へクレカ積立

簡単な投資はないけど、
もし最初に手を出すならどうしたらいいのか知りたいよね。
投資の対象になるカテゴリー、投資のする時の方法、取引の種類、選択肢をそれぞれ選んで
「投資の方法」が決まります。

投資で始める際、最初に手をつける際に多くの人は「株」を選びます。
リスクを避けるのであれば「債券」が妥当ですが、
投資の中で最もメジャーものが「株」というイメージは強いです。
単純に「株」を始めると言っても、上で解説してきた通りで方法がいくつにも分岐します。
いくつも方法の選択肢と組み合わせがあるものの
その中から、初心者が選ぶべきものは決まっている。
投資の初心者が扱う方法で、おすすめできる方法の組み合わせをまとめると以下のようになります。

カテゴリー | 株 |
使う方法 | 投資信託 or ETF |
取引方法 | 現物取引 |
使用口座 | 優先❶iDeCo 優先❷NISA口座へクレカ積立 |

この選択肢であれば、手堅く失敗のしないスタートを切れるよ。
カテゴリー

- 長い期間で見た時、右肩上がり
- 他のカテゴリーと比べ、上昇率が大きい
- 出回っているデータや研究が多く、勉強しやすい

まず投資するカテゴリーは「株」
投資に限らずですが、リクスなくしてリターンを得ることはできません。
投資する対象の中で変動幅の大きい「株」を選んだのは、株の持っている特性からです。

株は「長い期間で見た時、基本的に右肩上がり」のため、
タイミングが多少悪くても長く続けてさえいればリターンが見込めます。
前提となるのが投資を長期間「辞めないこと」にはなりますが
他のカテゴリーの投資対象とは違った価格の動きをするのが「株」です。
債券やゴールドも価格が上がりはするものの、1番上昇するのが株。
そのため、投資をするなら「株」は外す選択肢にはなりません。
勿論、株であれば何でも右肩上がりというわけではないですが、
分析やデータ状で投資の必勝法は「株をずっと保有し続けること」と証明されています。
忘れてはいけないのが「値下がりリスク」
一時的に価格が下がることを「暴落」や「クラッシュ」と言いますが、
このタイミングで辞めてしまうことが非常に多いです。

リアルタイムでこれを見た時
言いようのない焦り・怖さが沸き上がってくるんだよね。
急激な値下がりに心が耐え切れずに自ら脱落する人が急増します。
そうならないための対策は以下が挙げられます。
- 自分の取っている作戦を再確認する
- 知識を追加する

言いようのない怖さを無くすことはできないけど
知識を追加することで小さくすることは出来るよ。
「知識の追加と確認」が唯一の方法であり、最善の策と言ってもいいでしょう。
投資=株というイメージが強いだけあって、データも研究も多く存在しています。
参考にできるヒントが膨大にあるのは、不安を減らす際にとても役に立ちます。
また、株を扱うにあたり常識ではあるものの
初心者が見落としがちなことがいくつか存在し、これを知らないことが脱落する要因にもなります。
初心者が「見落としがちな」投資の常識は以下が挙げられます。
- 右肩上がりは直線ではなく、波打ちながら
- 焦り、恐怖、欲望で悪手をして自滅してる人が多い
- 売買をすればするほど儲かるわけではない

投資をしていく中で実感してくことになりますが
イメージされているものと、実際の投資は少し違います。
右肩上がりだから、長期投資だからと口にはしているものの
綺麗な直線的な上昇をイメージしている方が多く、勘違いしやすいポイントです。
戦略は素晴らしいものの、理解が浅いことで
暴落時に動かなくていいタイミングで動き、それが悪手となり脱落は鉄板の流れ。
「安く買って、高く売る」とよく聞きますが、デイトレーダーでない限り
そんなに頻繁に売買はしませんし、売買の数が利益を比例もしません。
最初は投資するカテゴリーは「株」にしぼり、知識と経験を積みつつ資金を増やすのが良い
売買する物・取引方法


投資で売買する物は「投資信託」に絞り、「現物取引」のみを使っていくと良いよ。
投資の方法として「避けるべきもの」と「推奨できるもの」は、以下にまとめました。

投資は「何をするか」だけではなく、「何をしないか」も大切
プロと同じステージで戦っていくので、生き残ることは簡単なことではありません。
参入してするに脱落しないために「初めはするべきではない投資」があります。
具体的な「初めはするべきではない投資」は以下の通りです。
- 個別株
- 信用取引
- デリバティブ取引
個別株は倒産リスクがあることや、業績を見ながら投資する必要があり取り扱いが難しく
信用取引とデリバティブ取引はリスクが高すぎるためです。
初心者でなくても、大きな損失をだし、撤退をしている投資家は大勢います。

投資は危ない。破産。借金。首くくることになる。というイメージは
ここから来てるよね。

【現物取引】は、投資額が0円になるのが最悪のケース。(限定的)
【信用取引・デリバティブ取引】は、最悪がいくらにでも増える。(青天井)
ハイリスクな取引と現物取引を比較すると以下のようになります。

リスクを抑えて投資をするなら「現物投資」一択です。
しかし、本当をいうなら
現物取引以外も上手く使う方法を身に着けることがベストではあります。
もし使うのであれば、「リスクの高い取引の、リスクおさえ方」を知ったうえで使用しましょう。
具体的には、以下が挙げられます。

- 資金に余裕を持ち行う
- 少額で行う
- リスク管理を徹底する
- 変動が激しい時は手を出さない
やりようはありますが、初心者のうちはコツコツ始めるのが無難で
慣れてきてから少しだけ手を付けるのが良い策といえます。
初めは「危険度の高いもの」「不確定要素の多いもの」を避けるのが安全策。

目的は同じ「お金」を増やすこと。
難易度と危険度の高いものじゃない「投資信託」するのが良い策だよ。
方法を限定はするものの、売買できるものが限られるわけではありません。
「投資信託」で「債券」や「ゴールド」にも投資ができる
株と聞くと会社へのみの投資と思いがちですが、
「投資信託」を使うことで他の投資対象へも手を伸ばすことができます。
取引が活発でどこの証券会社でも同じように問題なく取引ができるため、
多くの投資家がこの方法をとっています。

「上場していない投信」と「上場しているもの(ETF)」があるけど、
最初はどっちにしてもいいよ。

投資をするものによって、使い分けるのがベストで
どちらの場合も優秀な商品があり、都度検討すると良い。

最初に手を付ける「株式」なら
「上場していない投資信託」から優秀な商品が出てるよ。
現状、投資をするベストな選択は「米国がら販売されているETF」です。
しかし、
日本の円で買付を行うとしたら日本の「上場していない投資信託」がおすすめ。
具体的な名前をだすと「eMAXIS Slim」(イーマクシス スリム)というシリーズです。
証券会社の買われている人気ランキングで常に上位の人気のシリーズです。
人気の理由は圧倒的な経費率(保有コスト)の低さ。
初心者に限らず、多くの人が使う投資信託として知られています。

上場していない投資信託は、一般的に経費率(保有コスト)は高いよ。
けどこの「eMAXIS Slim」は激安なんだよね。ありがたい。
「eMAXIS Slim」シリーズだけで全ての投資対象をカバーできるわけではないため
正直完璧な作戦ではありません。
しかし、「株に投資する方法」としては
初心者に限らずほとんどの人が出来てさらに手堅いおすすめの方法ではあります。
難易度と危険度の高いものは避け、「投資信託」「現物取引」で投資していく。
保有コストが低い「eMAXIS Slimシリーズ」を使うと良い。
使用する口座


使う口座は第1優先に「iDeCo」、第2優先に「NISA」
使う口座が違うからダメというわけではありませんが
長く続けていくのであれば、使うべき口座の最適解は存在します。
投資するからには、損得の感情はあるはずで
初心者に限らず、優先的に使用すべき口座は「投資のリターン以外の利益がある口座」です。
具体的には節税でお馴染みの以下の2つが挙げられます。
- NISA
- iDeCo
しばしば、どっちが優先という問題が議論されますが
これには答えが出ています。
第1優先に「iDeCo」、第2優先に「NISA」

筆者も使っている手段だけど
iDeCoを優先的に埋め、追加でNISAの積立枠を使い積立をしてるよ。
いわば「NISAよりも、iDeCoを優先的に」使うわけですが、理由は以下の通りです。
- NISAは恒久化されたため、急いでで埋めなくても良いため
- iDeCoの節税のメリットは、繰越せない・遡れないため

iDeCoとNISA共通点は、利益が非課税なことですが
比べると違い点が多くあり、別物と言ってもいいほど違いがあります。
以下の表は、大きく違う点のみをまとめたものです。
比較項目 | NISA | iDeCo |
---|---|---|
生涯の上限 | 1800万 | 無し |
枠の持ち越し | 可能(恒久化により) | 不可 |
現金化 | いつでも可能 | 60歳以降まで不可 |
口座使用コスト | 無し | 有り |
メリットを受けるには | 投資で利益を上げる必要あり | 積立した段階で節税になる |
ネックは、現金化できる遥か先という点と口座にコストがかかること。
生活に使用する資金と切り離した「運用専用の資金と口座」として割り切るしかない。

使用にかかるコストは、
積立で控除される「所得税」と「住民税」で、すぐにペイ出来るよ。
投資はリターンをあげて、初めて「得」だけど
iDeCoは「積立をした段階で得」のため、行うことは投資ですが節税の意味合いが強いです。

毎月の上限が低めに決まっていて、「先月できなかったから今月2倍買う」などで出来ないため
一か月でも早く始めるのが得策と言えます。
受取時の課税など現段階で不確定な要素が多く完璧な方法ではないものの
投資以外のリターンとしては大きすぎるため使わないのはもったいない。

iDeCoの積立の額は多くないから、NISAと併用するのが良いよ。
追加で「NISA口座」を使う際は、
NISA口座の「積立枠」へクレカ積立でポイントの還元を受けながら積立を行うとお得です。
こちらは積立した段階でポイントが手に入り、利益を確定した際にかかる税金がかかりません。
iDeCoとNISAのどちらを使うべきかと考える方がいますが、答えは両方。


積立した段階で恩恵を受けられる方法をとるのが最適解と言えるよ。
iDeCoを積立をして、払う税金を圧縮しつつ
NISAの積立枠へクレカ積立をして、お得をとりに行く
おわりに
今回は投資の方法を解説してきました。
少額からやポイントのみでも投資をする方法はあります。
大きな額は怖いという方はまずは小さく始めることで、やり方成り立ちがわかってくるでしょう。
練習ももちろん大切ですが、投資においての経験値は実践でしか得られないと言っても過言ではありません。
少しずつ慣れて、基本的な方法を自分の中に吸収させてステップアップしていきましょう。
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